用語集
権限(役割)
従業員1人ずつに割り当てる、Pochikin Shiftで何ができるかの区分です。上から順に広い範囲を扱えます。
- オーナー: 契約者。すべての操作ができ、契約・お支払い・解約と、オーナー・管理者権限の付与と取り外しはオーナーだけが行えます。
- 管理者: 本部・エリア担当。全拠点のシフト・勤怠・従業員・拠点の管理ができます。
- 拠点管理者: 店長・現場責任者。担当拠点に限って、シフト作成・勤怠承認ができます。従業員は担当拠点の一覧を見られるだけで、登録・編集はできません。会社全体の設定や契約にも触れません。
- 従業員: 現場スタッフ。自分のシフト確認・打刻・希望シフトの提出・打刻修正申請ができます。
メールアドレスを登録しない(ログインしない)従業員には、従業員以外の権限を付けられません。詳しい対比は権限早見表を参照してください。
拠点
店舗や事業所など、Pochikin Shiftでシフト・勤怠を管理する単位です。営業時間・打刻ルール・必要人数などを拠点ごとに設定します。詳しくは拠点の登録と設定を参照してください。
拠点グループ
複数の拠点をまとめて1人の拠点管理者が担当する場合に使う単位です。
応援勤務者
主勤務拠点とは別の拠点のシフトにも入っている従業員のことです。詳しくは応援勤務者(他拠点からの応援)を参照してください。
主勤務拠点 / 勤務可能拠点
主勤務拠点は、その従業員が普段働く拠点で、全従業員に1つ登録します。 勤務可能拠点は、主勤務拠点に加えて応援勤務のシフトに入れる拠点で、他拠点へ応援に行く従業員にだけ登録します。 ここに登録した拠点のシフトにだけ、応援として配置できます。 従業員マスタで設定します。
担当拠点
拠点管理者が責任者として管理する拠点です。働く拠点(主勤務拠点・勤務可能拠点)とは別に登録します。従業員マスタで権限を「拠点管理者」にすると「担当拠点(責任者として管理)」の欄が出ます。複数の拠点をまとめて任せる場合は、拠点グループの責任者にする方法もあります。 CSVで従業員を取り込む場合だけは担当拠点の列が無いため、権限が「拠点管理者」の行は勤務可能拠点の列が担当拠点として登録されます。主勤務拠点も担当させるときは、勤務可能拠点の列にも同じ拠点を書いてください。 これは新しく登録する行だけの扱いです。「登録済みの従業員は、CSVの内容で上書きする」で取り込んでも、登録済みの従業員の担当拠点は変わらないため、従業員マスタの編集画面で直してください。
出退勤画面(ライブボード)
拠点に設置して常時表示する画面です。出勤状況やQRコードなどが表示されます。詳しくは出退勤画面(ライブボード)を参照してください。
QR打刻 / 共用タイムレコーダー
Pochikin Shiftの打刻方式です。QR打刻は従業員自身のスマートフォンとログインで打刻し、共用タイムレコーダーは共用端末の画面で従業員を選んで打刻します。会社設定では、どちらか一方のほかに「両方を使う」も選べます。詳しくは会社設定(打刻ルール・締日)を参照してください。
要確認
管理者の確認が必要な勤怠データに付くマークです。次の2つに分かれ、勤怠の承認のタブ・勤怠集計の列・締め処理の警告は、すべてこの分け方にそろえています。
- 打刻の不備: 退勤打刻漏れ・打刻順序異常など、打刻データそのものに気になる点がある日。締め処理の前に、打刻を直すか、内容を確かめて承認します。
- 未打刻: シフトがあるのに出勤打刻が無い日。実績が0分なので、承認ではなく打刻の追加登録・欠勤登録・対応不要のいずれかで片づけます。残したまま締めると確定の扱いになります。
シフト外勤務
シフトが無い日の勤務、または出勤がシフト開始より猶予を超えて早い・退勤がシフト終了より猶予を超えて遅い勤務です(猶予は会社設定で変えられ、初期値は60分)。 急な応援や休日出勤など、シフトに無い勤務がこれにあたります。 打刻自体は受け付けられ、実働はそのまま集計・給与CSVに載ります。要確認にはならず、承認もシフトの後追加も要りません。 月ごとの件数と時間はシフト外勤務のレポートで確認できます。 ただし、拠点の設定で「シフト外の打刻を許可する」をオフにしている拠点では、その日その拠点にシフトが1件も無い従業員の打刻は受け付けられません。シフトがある日の、時間帯から外れた打刻は受け付けられます。
締日
雇用区分ごとに設定する、勤怠を集計する期間の区切りの日です。会社設定で設定し、勤怠集計とCSV出力の締め処理の基準になります。
締め処理
対象月・雇用区分の勤怠を確定させる操作です。締め処理後は、その期間の打刻の修正・追加や打刻修正申請ができなくなります。
シフトの公開
作成したシフトを従業員が見られる状態にする操作です。公開前のシフトは従業員には表示されません。
シフト入力方式
日別編集の組み方の選択です。会社の既定として(拠点ごとに別の方式を選ぶこともできます)「従業員別入力」(行が従業員1人ずつ。各自の行にシフトを描く)か 「パターン割り当て入力」(行がシフト枠。曜日ごとの雛形に人を割り当てる)を選びます。 方式に応じて拠点設定で登録するマスタも切り替わります。詳しくはシフトの作成と公開を参照してください。
シフトパターン
管理者が拠点ごとに登録する、シフト枠の雛形です(早番A・遅番B など)。 曜日・祝日ごとに「その日に必要な枠」を拠点設定で並べておくと、 日別編集を開いた時点でその枠が描かれた状態になり、あとは担当者を割り当てるだけになります。 週表示・月表示から期間へまとめて適用することもできます。パターン割り当て入力を選んだ会社で使います。 従業員が自分の希望用に登録する「希望シフトパターン」(次項)とは別のものです。
シフト枠
シフト表の1本の枠(勤務の時間帯1つ)のことです。パターン割り当て入力では、日別編集の1行がシフト枠1つになり、そこに担当者を割り当てます。早番A・遅番Bのように名前を付けられます。
希望シフトパターン
従業員が自分で登録する、いつもの勤務の雛形です。曜日ごとの勤務時間・休みを本人が登録しておき、 希望シフトの提出画面の「パターン貼り付け」で対象月の該当曜日にまとめて反映します。 反映されるのはあくまで希望で、シフトが決まるわけではありません。 管理者が拠点に登録する「シフトパターン」(前項)とは別のものです。
未割当
担当者がまだ決まっていないシフト枠のことです。日別編集では赤の破線で表示され、 週表示・月表示では表の一番上の「未割当」行に並びます。 未割当の枠は公開されず、従業員には見えません。
スポット(スキマバイト・派遣)
シフトの欠員を、タイミー・シェアフルなどのスキマバイトや派遣で埋めた枠のことです。 シフト表には紫の枠で表示され、募集中(誰が来るか未定)と確定(来る人が決まった)を区別します。 スポットで入る人は従業員として登録されず、打刻・勤怠集計・給与CSVの対象になりません (打刻や報酬の支払いは媒体側で行われるためです)。 入れ方はスポット(スキマバイト・派遣)を入れるを参照してください。
打刻修正申請
従業員が打刻の間違い・打刻漏れを、管理者・拠点管理者に修正依頼する仕組みです。ログインアカウントのある従業員は勤怠履歴の画面から申請します。アカウントを持たない従業員も、暗証番号を発行済みであれば、共用タイムレコーダーの「打刻の履歴」にある「修正を依頼」から出せます。詳しくは勤怠履歴の確認と打刻修正申請と共用端末の設定と運用を参照してください。
業務通達
拠点の出退勤画面に掲示する、拠点全体向けのお知らせです。既読管理はありません。
お知らせ(個人宛メッセージ)
従業員個人に届くメッセージです。「確認しました」を押すことで既読になります。
仮パスワード
従業員登録時・パスワード再発行時に、管理者から発行される初回ログイン用のパスワードです。ログイン後は新しいパスワードへの変更が必要です。共用端末アカウント(メールアドレスとパスワードで使う共用端末)の発行時にも表示されますが、こちらは変更せずにそのまま使えます。
登録コード
現場に置く端末を、その拠点の共用端末として登録するための8文字のコードです。管理者が拠点の設定で発行し、端末のログイン画面の「共用打刻端末を登録コードで設定する」から入力します。10分間・1回だけ使えます。メールアドレスやパスワードを端末に入力しないので、端末にパスワードが残りません。
雇用区分
アルバイト・社員などの区分です。区分ごとに締日と勤務条件(労働時間制度・法定休日・週の起算)を設定できます(最大5区分)。
法定労働時間
労働基準法で定められた労働時間の上限で、原則として1日8時間・週40時間です。 これを超えた労働が法定時間外労働(割増賃金の対象)になり、超えるには36協定の締結が必要です。 Pochikin Shiftの法定内残業・法定時間外・36協定チェックは、すべてこの上限を基準に計算します。 変形労働時間制(後述)では、あらかじめ定めた所定がこの上限を超える日・週に限り、その所定が基準になります。
労働時間制度
労働時間の数え方の枠組みです。Pochikin Shiftでは雇用区分ごとに「通常労働時間制」または「1か月単位の変形労働時間制」を設定できます。会社設定を参照してください。
変形労働時間制
労働時間は原則として「1日8時間・週40時間」が上限(法定労働時間)で、これを超えた分が法定時間外労働(残業代の割増対象)になります。 変形労働時間制は、一定の期間を平均して週40時間に収まっていれば、忙しい日や週にはあらかじめ8時間・40時間より長い所定労働時間を定めてよいとする制度です。 月末だけ忙しい、週末に営業が集中するなど、日や週によって業務量に波がある職場で使われます。
法律上は期間の長さによって「1か月単位」「1年単位」「1週間単位(小規模の小売・飲食のみ)」があります。 Pochikin Shiftが対応しているのは1か月単位の変形労働時間制(次項)だけで、1年単位・1週間単位は集計できません。 変形労働時間制を使わない通常の数え方を、Pochikin Shiftでは「通常労働時間制」と呼んでいます。
1か月単位の変形労働時間制
1か月以内の期間(変形期間)を単位とする変形労働時間制です。導入するには、就業規則または労使協定で変形期間の起算日と期間内の各日・各週の所定労働時間を事前に定めておく必要があります。期間の途中で所定を変更することはできません。 期間全体の所定労働時間の合計は「40時間 × 変形期間の暦日数 ÷ 7」(30日の月なら171.4時間、31日の月なら177.1時間)が上限です。
法定時間外労働の判定は、通常労働時間制の「1日8時間・週40時間を超えた分」ではなく、次の3段階で行います。
- 日: 所定が8時間を超える日はその所定を、8時間以下の日は8時間を超えた分。
- 週: 所定が40時間を超える週はその所定を、40時間以下の週は40時間を超えた分(日で計上済みの分を除く)。
- 変形期間: 期間全体で上記の上限を超えた分(日・週で計上済みの分を除く)。
Pochikin Shiftでは、会社設定の雇用区分で労働時間制度を「1か月単位の変形労働時間制」にします。 各日の所定は、変形労働カレンダーに登録があればその値、無ければその日のシフトの予定時間、シフトも無ければ雇用区分の「曜日ごとの既定所定」の順で決まります。 変形労働カレンダーの登録は任意で、シフトと違う所定を事前に確定したい月だけ作ります。カレンダーの無い日は、給与の締め期間をそのまま変形期間とみなして週・期間の判定をします。 この所定を基準に、給与CSV(汎用)の法定内残業・法定時間外と、36協定チェックの法定時間外が算出されます。 なお、集計画面の「残業時間」(所定外労働。実働−予定)は制度に関係なく従来どおり集計されます。
所定外労働(残業)
実際の労働時間が、その日の予定(所定)を超えた分です。法律上の割増の要否とは別の、予定に対する超過を表します。集計画面の「残業時間」、CSV(期間集計)の「残業分」、給与CSV(汎用)の「所定外時間」(時間を「分」で出すときは「所定外分」)がこれにあたります。
法定内残業 / 法定時間外労働
所定を超えた労働のうち、1日8時間・週40時間までを「法定内残業」、それを超える分を「法定時間外労働」と呼びます。1か月単位の変形労働時間制では、あらかじめ定めた所定が8時間(週40時間)を超える日・週はその所定が境目になります。給与CSV(汎用)で区別して出力され、36協定チェックは法定時間外労働で判定します。
法定休日 / 所定休日
週1日、法律で定める休日が「法定休日」、それ以外に会社が定める休日が「所定休日」です。休日労働は両者を区別して集計します(割増率が異なるため)。法定休日は会社設定の雇用区分ごとに、曜日を特定しない(初期値。週に休みが無かった週の最後の休日出勤を法定休日労働とする)か、曜日に固定するかを選べます。
週の起算
週40時間の判定に使う「1週間」を、何曜日から数え始めるかの設定です。 会社設定の雇用区分ごとに設定し、初期値は月曜です。 就業規則で週の起算日を定めている場合はそれに合わせてください。 法定休日を「特定しない」にしている場合の「週に休みが無かった週」の判定や、外国人労働時間(週28h)の週の区切りも、この起算曜日に従います。
36協定 / 特別条項
法定労働時間を超えて働かせる、または法定休日に働かせるために、会社と従業員の代表が結ぶ労使協定です(労働基準法36条に由来する呼び名)。 締結と労働基準監督署への届出が無いと、時間外労働・休日労働をさせることはできません。 時間外労働の上限は原則として月45時間・年360時間です。 繁忙期などにこれを超える必要がある場合に付けるのが特別条項です。付けた場合でも、単月100時間未満・複数月平均80時間以内・年720時間以内・月45時間超は年6回までという上限があります。 Pochikin Shiftでは会社設定で特別条項の有無を設定し、36協定チェックがその上限で従業員別に判定します。
給与CSV
給与ソフト連携用のCSVです。「取り込み先」で汎用と製品別を選べます。製品別は、freee人事労務・マネーフォワードクラウド給与・給与奉行i10・給与奉行クラウド・PCA給与・給料王・給与大将・弥生給与・Paymeです。汎用は、実働・所定に加え、法定内残業・法定時間外・法定休日労働・所定休日労働を出力します。所定労働日数・出勤日数・休日出勤日数・各種休暇の日数・遅刻早退の回数・有休残日数・45時間超と60時間超の分割残業も出力します。突合に使う社員番号・氏名のほか、給与ソフトによって必須になる支給回・氏名(姓)・氏名(名)・対象年月も含みます。製品別は、その製品の取り込み形式の列名と列順で出力します。時間の書き方(10進法・60進法・分)と文字コード(Shift_JIS・UTF-8)は、取り込み先の給与ソフトに合わせて選べます。勤怠集計とCSV出力を参照してください。
10進法・60進法(時間の書き方)
7時間30分を「7.50」と書くのが10進法、「7:30」と書くのが60進法です。給与ソフトはどちらか一方しか受け付けないことがあるため、給与CSVの出力時に選びます。